北海道は初冬から冬期間、室内の電波時計が何故か電波を拾わないことが多いです。下手すると数カ月間位電波を拾わないで数分単位で時間が狂ってしまう事もあります。電波法には無線局には時計の設置が義務付けられていすが、アマチュア局は省略可能です。しかし、現実問題としてアマチュア無線運用では正確な時計が必要ですよね。電波時計を使っているとその時計の時刻を信用してしまいますが、長い間電波を受信できていないと狂っている可能性が高いです。
良く窓際に電波時計を置いて強制受信すると上手く行くときがありますが、残念ながら私の環境では冬期間に受信に成功したことが殆どありません。ではどうすれば良いのか? 定期的に手動で時刻を合わせるのも一つの方法だと思います。でも、面倒ですよね?
実は良い物があるんですよ。スマホのアプリJJYEmulator。これを使って時刻を合わせる方法が一番だと思います。GooglePlayのAndroidダウンロードにリンクを張っています。iPhoneの方は同じアプリがありますのでググって下さいw

ご存じの通り、標準時刻電波の送信所は福島県40KHzと佐賀県60KHz。これを見てピンと来た人はお察しが良いです。電波と言っても周波数的にかなり音波に近いです。だからスマホのアプリでもエミュレーション出来てしまったのでしょう。私の所では3台ある電波時計全てこのアプリで擬似的に電波受信に成功しています。電波時計の電波が受信できなくて困っている方はお試し下さい。
やり方はスマホのボリュームを最大にしてアプリを起動してスマホの上に電波時計を乗せて数分待つ。これだけでスマホの時間と同期が取れます。スマホの時間は基地局の電波で正確に時間が合わされていますのでかなり正確です。
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