430の方はそのままで良いので144Mhzの方だけ調整しました。八木アンテナの放射器と導波器を約1cm程カットしてガンママッチのコンデンサを調整して144~146Mhzのアマチュア帯域全体でSWR1.5以下、インピーダンスは50~52Ωに納めることが出来ました。中心の145MhzにおいてはSWR1.2以下です。もう少し中心周波数を下げた方が良いのですが許容範囲内です。nano vnaで計測すると風が吹くと結構SWRが動きますがこれはnaonVNAでは計測する為の電力が少ないため致し方が無いと思われます。無線機とSWR計で計測すると1.1以下です。安物の輸入品八木アンテナですがこれでなんとか使い物になると思われます。アンテナ調整後のnanoVNAの写真。
現在は電波防護指針に適合させるためにこのアンテナは引退してダイヤモンドの10エレをスタックにして運用しております。北方面・遠方には届きやすくは成りましたが、逆にビームが鋭い為近隣への不感地帯が増えてしまいました。ここからですと札幌西区や手稲区方面には硬石山・藻岩山と二つの山に塞がれており届きにくく聞こえにくくなってしまいました。標高は230mと高いのですが3方向山に囲まれているのでビームは開いている方向に固定で回すという選択肢も無いです。

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