通常のテスターでは計測が煩雑に成る素子でも適当にジャックに差し込んでstartボタンを押すと何の素子なのかをLCDに表示してくれる優れものです。コンデンサなどは容量の他に内部抵抗を示したESRなども計測できてより良い品質の物などの選別も可能になってきます。電子工作には有れば便利な測定器です。私も最近色々と作ることが多いので入手した次第です。
肝心な使い方を説明している情報が少ないのでここに基本的な使い方を書いておきたいと思います。まず、入手したら一番最初にキャリブレーション(セルフテスト)を取る必要があります。ここを書いていないところが多いです。
付属しているショートバーを用いてスロット1、2、および3をショートする必要があります。これは次のように行います。
ショートバーを差し込んでスタートスイッチを押すとセルフテストが始まります。セルフテストの進行度22%~の所でテストが停止しますのでその時にショートバーを外すと進行が継続され100%もで行けは完了です。後は部品を適当にスロットに差してSTARTボタンを押せば計測されます。何処に差し込んでも自動的に判別して計測してしまうところがこのLCR-T7の凄いところです。計測できる物はダイオード、抵抗器、コンデンサー、インダクター、サイリスター、電界効果トランジスター(FET)、レギュレーター、デュアルダイオード、発光ダイオード、赤外線デコード等を測定できます。
但し、ツェナーダイオードだけはKAAの専用スロットを使ってください。
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