ヤエスのスタンドマイクM-70をアイコムの無線機で使用する為のインターフェイス作りました。

無線周辺機器

スタンドマイクの便利さを味わってしまうとハンドマイクには戻れません。アイコムの8pin用とIC-705の特殊な2.5mm4P用を二つ作りました。
スタンドマイクの動作電圧がヤエス系は5Vでアイコム系は8V(IC-705は標準3.3Vで8Vに設定変更か可能)と違うためにそのまま使うと不都合が起こる可能性が有ります。マイク端子のキーアサインも異なりますので色々と変更が必要になります。

ヤエスのスタンドマイクM-70は
電源電圧 DC5.0V ±10%
消費電流 15mA (TYP)←設計上の値

電圧3V落とすには200Ωの抵抗を挟めば良さそうです。オームの法則の通りですね。但し音声で多少の電流変化がありそうですので念のために10μFのセラミック積層コンデンサを入れて電圧変動を抑えておきました。

ヤエスのスタンドマイクM-70には標準でヤエス8PとRJ45(LAN端子の形式)の端子が付いており無線機を切替えて使うには大変都合の良い設計です。

今回のインターフェイス製作に当たってはRJ45(LAN)の端子を使わせてもらいました。IC-705はFT8の経験上、非常に回り込みに弱いと感じていますので使うLANケーブルはカテゴリ8の二重シールドの物を用意しました。これを二つにぶった切って2種作りました。最初は二つ繋がった物を試してみましたが上手く動作しないようです。スタンドマイクにも二つ端子がありますがHF機を繋いだままでは上手く動作しませんでした。バッファアンプやスイッチ回路が必要なようですね。大がかりに成るので今回は止めました。潔く、手動切替ですw

まあ作ると行っても特殊な物はIC-705の2.5mm4Pのプラグだけで後はその辺に転がっている物ばかりです。今回購入したのはCAT8のLANケーブ2.5mm4Pのプラグ付きケーブ。共にAmazonにて購入しました。

回路的にはとても簡単な物ですが、電線が非常に細く切れないために強度を持たせる工夫と細かいハンダ付け作業となかなか骨の折れる作業でした。ICOMの8Pは見てくれを良くするためにプラグユニット内に回路を構築しました。
これが結構細かい作業(..;) と、まあ結構手間は掛かりましたがスタンドマイクが使えるメリットは大きいです。ヤエスのスタンドマイクM-70は実際に手に取ってPTTボタン押してみて下さい。操作感が神レベルですよ。シンブル仕様でPTTボタンとPTTロックボタンしか有りませんが、他のキーなんて固定運用では殆ど使いませんから。裏にはLOW CUTスイッチもありますので私にはこれで十分です。

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