二千円以下格安でwifi6環境を作る(SoftBank Airターミナル4 B610h-71a)をアクセスポイントとして使用

デジモノ

wifi6のルーターが出そろっていますが、まだまだ高価ですね。今回ご紹介する方法はSoftBank Airのホームルーター・Airターミナル4を使って格安に最新のWIFI6環境を作る方法です。但し、あくまでルーターや無線LANについてある程度の知識がある方を対象にしていますので予備知識の無い方には難しいと思います。

SoftBank Airの端末Yahoo!オークションやメルカリなどで投げ売り状態です。購入すると非常に高価な端末なのですが、解約してしまうとその端末では再契約が出来ない不条理な縛りがある為、解約者にとってはもう使うことの出来ないゴミと成ってしまっているからです。しかし、元々中身はHUAWEIの高級WIFI6ルーターなのです。ここで紹介する裏技を使うと立派なWIFI6アクセスポイントとして使うことが出来ます。最近ではwifi6のルーターも随分と安くなりましたが安い奴はやはり安定性では劣ります。SoftBank Airの端末の中身はHUAWEI製の結構高価で出来の良いルーターですので安定性は安物よりかなり上です。安い奴は固まることが結構ありますからねぇ。

まずは、メルカリ等でSoftBank Airターミナル4を入手しましょう。注意すべき点は型番がB610h-71aである点です。これ以外はWIFI6に対応していません!

メルカリの方が1000円~位とお安く入手可能だと思いますのでメルカリに登録していない方はこの際に登録しておきましょう。登録の際に私の紹介コード「FQFFGD」を記入すると500pプレゼントされますので実質更に500円引きで購入できます。コードを記入して頂くと私にも500p入りますので是非にw winwinですね。

SoftBank Airターミナル4 B610h-71a入手したら、電源を入れまず底にあるリセットボタンつま楊枝等でを5秒以上押し機器を工場出荷状態にリセットします。

次にパソコンとSoftBank Airの端末をLANケーブルで1対1で接続します。ルーター経由で接続しますと設定により上手く行かない場合もありますので1対1での接続をお勧めします。

Airターミナル4に接続した機器から管理画面にアクセスする
詳細設定画面のアドレス http://192.168.3.1 または http://172.16.255.254
ログインID user
パスワード user

管理画面が現れたらまず無線LANの設定を先に行っておくと後々面倒が無くなります。ポイントは今使っている無線LANルーターのSSIDと暗号キーをそのままSoftBank Airターミナル4に設定する事です。そのようにすると、wifiを使っている端末の設定をいちいちし直す必要がなくなり手間もかかりません。そのほうが楽ですよね。後、ディフォルトの設定ではwifi6が使える設定に成っていませんのでwifi6が使える設定にします。管理画面→Wi-Fi(無線LAN)の設定>→暗号化設定 に進みます。

SSIDの所に今使っている無線LANルーターのSSIDを記入(設定)してください。5GHz帯を使っていなかった方は今まで使っていたSSIDに-5gなどを付け加えておくとわかりやすい設定と成りますのでそのように設定しておくと良いでしょう。次にその下の暗号化方式をプルダウンで画像の通りに選んで下さい。これがwifi6の設定に成ります。これをやっておかないと肝心なWPA3が使えずwifi6として機能しません!

通信規格の設定の方はリセットした後の標準で「IEEE802.11ax/n/b/g」とwifi6の規格に成っているのにこちらの方は成っていない。全く片手落ちとしか言い様がありませんね。

そして下までスクロールして「暗号キー」の所に今使っている無線LANルーターのWEPキーや暗号キーを記入して最後に間違いが無いか確認し、一番下の「設定を保存する」をクリックしてから機器を再起動します。これで無線LANの設定は完了です。

次は本日の要であるSoftBank Airの端末を無線LANアクセスポイントとして設定します。管理画面から
ネットワークの設定→IPアドレス/DHCPサーバの設定 を開きます。

私の環境ではNTTの光ルーターを使用しておりルーターの管理画面へのアクセス(端末アドレス)が192.168.1.1ですので上の画面のような設定にしています。この設定は今お使いのルーターから払い出しているIPアドレスに合わせる必要があります。合わせておかないとルーターに接続した時にこの端末の管理画面にアクセスする時にややこしい手順を踏まないとアクセスできなくなる可能性が有ります。

今使っているNTTの光ルーターの場合、192.168.1.2~192.168.1.253迄が振り出されるアドレスに成っていますのでこのような設定にしています。最後を225にしているのは224台も接続しないだろうという設定です。最後の払い出し数字はルーターによって異なるので225位にしておいたら無難かな?と言う見本です。アドレスの設定は今使っているルーターの管理画面へのアクセスするアドレスに合わせて下さい。管理画面へのアクセスが aaa.bbb.ccc.dddならaaa.bbb.ccc.225の様に。

NTTの光ルーター使用の私の場合は 管理画面のアクセスが 192.168.1.1ですので下のように成ります

変更前
本機器IPアドレス 192.168.3.1
開始IP 192.168.3.2
終了IP 192.168.3.254

変更後
本機器IPアドレス 192.168.1.225 ←設定後はAirターミナル管理画面へのアクセスはこのアドレスに成ります。
開始IP 192.168.1.225
終了IP 192.168.1.225

本来ルーターである端末をアクセスポイントとして使用するためにはDHCPのサーバーを止める必要があります。でもAirターミナルシリーズにはそのような設定が有りません。裏技として払い出すIPアドレスの範囲をAirターミナル自身のIPアドレスにしDHCPサーバーが働かないように設定すると、端末をアクセスポイントとして使えるよう成ります。

全ての設定が終わり、設定を保存して再起動させたら既存の無線LAN機能を停止してルーターに接続したらそのままwifi6の無線LANが使えるはずです。

最後に、全ての設定が終わり再起動させたらPCとの1対1の接続では管理画面にアクセスできない場合がありますが、ルーターに接続後はアクセスできるように成りますので慌てないでルーターに接続して下さいね。ルーターに接続後管理画面にアクセス出来るはずです。管理画面にアクセス出来たSoftBank Airのパスワードを念の為に変更しておきましょうね。外部からアクセスは難しいですがそのまま使っていると危険ですのでお忘れ無く。

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