当局のQSLカード(電子QSLを含む)でアンテナにロープアンテナと記載があり??と思った方も多いと思います。HF帯での国内市販品ではループアンテナなどは売られていません。
正確に言うとデルタループアンテナの派製品とでも言いましょうか。元々軍用に開発されたアンテナであり設置が簡単で障害物の無い理想的な場所では広い平坦な周波数特性を持つタイプです。
デルタ型のラジエーターの両端を接地して地面を介してループ形を構成するタイプです。高周波的に理想的な接地を作るのは難しいので私は20m(3.5MHz1/4波長)のIVケーブルで両端をショートせてループを形成しています。更に両端を接地させてより理想的なラジアルとして働く様に工夫しています。
図面で見て頂いた方がわかりやすいと思いますのでこちらに載せておきます
ご覧の通りHF帯を低SWRでフルカバーして実際下手なダイポールより良く飛びます。私の設置環境では3.5Mhz帯を全域でSWR1.05以下と大変素晴らしい結果を出しています。他のバンドはアンテナチューナーを使ってHF帯全域でSWR1.2以下で運用しています。一番よく使う7MHz帯は裸特性でSWR1.4~1.7位です。これをアンテナチューナーを使って1.05以下で使っています。
おまけとして6m帯もアンテナチューナー使えばSWR1.2位で使えています。飛ぶかどうかは別問題ですけどw でも、結構飛んでいますよw
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